2012年11月20日火曜日

しばらく実家に帰らせてもらいます、的な日

どこ、どこ、どーこから来たのか黄金ばっと
こーもりだけが知っている

あれは2年前のことだった、デスクに置いたウィスキーが鳴って、
私は目覚めた、もうすでに空っぽになった部屋には60年代製のデスクと
もういなくなった松原がくれた安っぽいウィスキーグラスが真ん中に置いてあった。
誰も引き止めないまま、部屋はとうとう何もなくなりそうになっていた
そして私はふと便意をもよおした、一瞬でこみ上げてそして私の腹を突き上げる
その刹那、じんわりと体中から汗が吹き出てきて、真冬に関わらず私は汗をぬぐう
そうだ、少なくとも「おまえを忘れない」、そう私は伝えたかったのだ。


はい、皆さんお元気ですか?
ぽーぽー、ぽー、小鳥がさえずる真新しい朝、僕は今日もご快調であります。

そんな晴れた日の朝、以前話したFRAUという素晴らしい歌手がいましたが、彼女のお父さんが亡くなったということで、WoWokと一緒に彼女のお父さんのお葬式に行ってきました。お家がカソリックということで、家で行われていたお葬式に荘厳な賛美歌が歌われていました。24歳とまだ若い彼女の気持ちを思うと沈痛な気分になりました。晴れわたったジョグジャガルタに賛美歌が静かに響いていました。
心よりご冥福をお祈りいたします。


さて、そんなわけで今日は昼飯を食べて、いざアーティスト宅に訪問です!
にしても今日の昼飯はおしかったですね、天ぷらみたいな感じなんですけど、驚くべきかエビの殻全部食べれちゃう、さっくさくやんか、あーかいきつねと緑のたーぬき〜ばり、それにからしソースをつけて食べる、なんですかね、まぁ確かにジャンクフード好きの僕の意見なんててんで当てになりゃしませんが、でもさ、うまいもんはうまい!しかもこれで150円やで、ご飯おかわりOK、まじなんですかね、主婦泣いちゃうよこりゃ。




ではでは、話しを元に戻しまして、アーティストです。

Wisnu Auri

















彼はここジョグジャの若い世代では珍しいタイプのアーティストかもしれません、私見ですがストリートカルチャーにバックグラウンドをおいてかなりキャラクタライズされたものを描いている人が多い中、わりあいそことは違う形の制作をしている彼の作品はどことなく70年代や80年代のアメリカのペイティングの匂いがします。バスキアが好きと言っていましたから、そういった部分がでてきるのかもしれません。



2年前に遠距離が理由で彼女と別れたあとに作られた作品は、彼が「シンプルだろ?」っていう言葉からも取れるように、率直に自分の気持ちや思いついたことを作品にしていく態度がよく現れているように思います。どこかで「シンプルだろ?」って言葉の裏側にあるある種のかたよった批評性を感じないでもないですが、つまり、もっと簡単に考えればいいのさ〜的なやつですが、でもここジョグジャの状況を考えれば至極自然なことなのかもしれないなと思いました。どこか既視感を拭えないけれど、一つ一つにアイデアがあって、ここジョグジャを生きる若者の興味や感性、日々の佇まいみたいなものも同時に込められている気がして、すっきりと見えました。




そんなわけで、今日は帰ってきました。Dinaさんと会ってきたアーティストの話しをしながら本屋に立ち寄り、それで改めて、KUNCIでまた話します。



僕の言い方が何ていうか、偏ってるんでしょうね、口癖は「Strange Work」とにかく、変わったアーティストが見たい、そんな注文は自分に跳ね返ってきますが、そんなことを言われてもなかなか難しいとは分かってるんですよ、でも言うことは言わないといけない!
そんなわけで、言い続けて2週間、いろんな人がアドバイスをくれるようになりました。本当に失礼なやつだとは思ってます、いきなり他人の家あがりこんで、「珍しいもん見せろ!」って言ってるようなものですから。だから日本語だけど、こっそり言っておくね
め・ん・ご りら


はいてなわけで、今日はぱっと予定が終わってしまい、ちょっと自分の作品のことを考えて、明日ちょっと町に繰り出そうかなと考えています。って、でも何ですかねカルチャーってのは、影響の強いもの、弱いものがあって、強いものと強いものが合わさって、疑いようもない空気を作り出して、そしてそれを人が受容していく。僕はその傍らであぶれている人が好きなんです。ひねくれでも、ただのバカでも、それをうまく受容できない人が好きなんです。まぁ個人的な趣味ですけど。




はい今日はここまで、短い?うっさ、うっさ!
そういう日もあるだーよ。

締めは、アンダリクサ船長の顔で、


ではでは、地球の皆さんおやすみなさい。

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