2012年11月25日日曜日

Family Hours

誰かが部屋をノックする、こんこん
何だね、今日は日曜日だってのに、
寝ている私の頭の上を小気味よく、ノックの音が通り過ぎる。
次第に音が大きくなる、ごんごん、ばんばん、どっごーん
むくりとベッドから立ち上がる、そしてずっごーんと鳴っているドアを開ける。
開けるとそこには…


はい皆さん、お元気ですか?

今日は日曜日、聖なる日です、神さまが休め!って言った日です。
だから僕が休んでいいとは誰も言ってくれない、そうなんだよね、こんな聖なる日に何かしたくなる、お祈りに行こーかな?モスクに?それともキリスト教会に?
いやいや、僕のお祈りは太陽に向かってです!太陽、サン、頭上に凛と光を放つあれです。そんなこたぁ、どうでも良い。そう、その通り!

って今日はですね、何もしてない!がーん、本当です、がーん、すいません、
僕を送り込んでくれた皆さん、そうなんです、いろんな人に会って、それで喋ってここまでやってきました。そしてこの密に繋がり合ったコミュニティでは、友達の友達でどんどん繋がっていく。そしてその輪の中で自然と広がっていく、そうやっていろんな人に会ったんだと思います。この滞在の折り返し、その人たちに今度はどんどん迫っていきたい、(希望)、希望は実現させないといけないって、偉い人が言ってた!そんなわけで、やるっきゃナイト!って気張って、さて、ここKUNCIにはたくさんの人が尋ねてくる、
今日はエリアさんが来て、何やら遅れてハロウィーンパーティをやろうって、遅すぎんだろってことで、ぼうっと、みんなと話していました。

エリアさんは今年の夏頃に黄金町にやってきて、黄金町バザール2012に参加しているアーティストです。そしてその滞在はどんな影響を彼女にもたらしたのか、聞いてみました。

彼女が言うには、とても有意義な滞在だったようです。特に彼女はもともとお財布やバッグなどを作っていましたが、黄金町での滞在で様々な国のアーティストと会い、それぞれの作品の作り方を見て、とても刺激になったと言います。リサーチをし、町の人とコミュニケートしてそれで作品を立ち上げていく、または作品を作りつつバイトをして生活を立てていく日本のアーティストの状況、ここジョグジャガルタとはまったく違う状況がそこに広がっていて、彼女自身、アーティストとしてどう生きていくか半ば迷っていた中で、そこに1つ強いモチベーションを黄金町の滞在で得たといいます。
アーティストではなくても、1人でまったく違う土地にいって、そこで短い期間でも過ごしてみると、違う生活、人、何より空気に触れて、刺激になると同時に翻って自分の状況がよく見えてくることがあります。殊更、エリアさんにとってそれはとても大きな一歩だったようです。

そして彼女はカボチャの形をしたパスタを茹でにキッチンに行きました。
これまた、大きな一歩です。僕の腹にとって。

そんなこんなで、Dinaさん、ディナさんとしんみりこの滞在のことを話してる横で
WoWok兄さんかなりの爆音で実験的なJAZZ流して、ぐうぐう寝ております。
そしてノニンさん(ここKUNCIのデイレクターですが)帰ってきて、「はぁ疲れた」
といってテーブルにつく。家族かっ!そんな心の中の突っ込みが、ぱちんぱちん体の中で反射します。

家族っていう言葉は、時に気を許したときに使いますが、その上で自分と同じモチベーションをもった人たちと過ごしているときにも、家族という言葉は当てはまります。
恋愛の中で「もう家族みたいにしか感じれない…」みたいな切り口で、がーんってことも何回かありますが、そもそもどんな形であれ繋がっているということは、少なくとも必要としている何かがそこにはあるのです。必要って言い方は、ちょっと自分中心ですが、お互いに影響しあうことを求めている、そういうときに特に家族って言葉を使いたいと僕は思うんです。ってなんの話しやねん!


はいそんな、日曜日を過ごしていますよ。


ではでは地球の皆さん、おやすみなさい。


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