2012年11月4日日曜日

日曜も、IroIroあるんだよ〜

あぁ、日曜日、私は朝起きてそれに気がついた。
夢、その中で見たあの現実、そして今はまだあの夢の中の現実にいるのかもしれない。

はい、皆さん元気ですか。
おらぁ、元気だよサクラ。

今日は日曜日です。朝から例の祈りソングが今日ばかりは大奮発でがなってますが、
昨日の夜の名残をごりごり残した僕はちょっと起きてはバク睡眠です。
日曜ってのはいいんでしょ?こういうの?寝て起きて、ゆめうつつ like のび太。

ぐがーって寝てたら、携帯が鳴りました。ギタさんです、って言っても分からねぇか、
ギタさんは今回、滞在中いろいろ案内してくれるKUNCIのメンバーの方です。
あの空港に迎えに来てくれた方であります。
そうです、今日も僕はいろいろ回るのです、何故なら日曜、土曜はアートの世界じゃオープニングパーティーがあるからなんです、だからのび太のままじゃいられねぇってわけです。汚い言葉を使いましたがごめんなさい、だってほんとはもっと寝たいからさ。

さて、そういわけでギタさんと自称16歳エリアさんと一緒にまずはランチがてら、初日に行ったKedai Kebun Forumへ、そしてそこで展示もやっているとのことでそれも合わせてみることになりました。


Kedai Kebun Forum

















改めての紹介になりますが、ここはアーティストのAgung Kurniawanさんが運営する場所で、レストランとギャラリー、そして2階にスタジオを構えたまさに男の夢の城です。


展示は昨日の夜、爆笑かつ狂喜させてもらったバンドSangkakalaのギターのアチャンの展示です。彼が行ったカッティングペーパーのワークショップとそのワークショップ内で作られたものが展示されています。

さてそれで、ランチを食べようと席に着いたら、んまー、びっくり!
来るときガルーダ航空、飛行機内でみた機内雑誌に載ってたひとが座ってる!
てかその人がAgung Kurniawanさん(以後アグーンさんで)だった!そうこの店のオーナー。そしてその人に、ギタさん、エリアさん、ばしばし突っ込んでる!



(注:基本的にですね、僕は雑誌媒体、テレビに出てる人は遠くの人だと思ってるんです、つまり会えない人、もしくはもはやこの世の人じゃねぇとすら思ってます。)

             (写真左側がアグーンさん)
そうです、これがジョグジャガルタの特徴的なところなんですね、彼らは口々に言いますが、「町は狭いが、アーティストネットワークは広い」、簡単に言うと、
みーんな友達ってことです。ほんとかな?って思うけど、とりあえず目の前の状況がそうだし、、と思ってたらギタさんはアグーンさんに「くそ野郎」と罵るし、いやジョークでですけど、いやまじで仲良すぎですジョグジャのアーティストさんたち。

そんなわけで、アグーンさんに2階にあるスタジオを紹介していただきました。


ここの2階は多目的スタジオで、パフォーマンス、ワークショップなどに使われ、また週末にはドイツの新しい世代の映画、ビデオアートなどを紹介しているとのことです。

ここケダイ・カブーンは色んな世代のジョグジャアーティストが集まってきて、ご飯を食べては、話している溜まり場だったようです。だから、カブーンさんに突っ込めるのかと納得しました。


さて場所を移して、2日目に行ったLirへ、今日はここでオープニングあるとのことです。


そして行ったらびっくり、わんさと人が集まってる!
展示をしているのは、先日会ったウーナンくん、21歳ですよ!
人来すぎじゃないって、くらい溢れてる。
彼はコマドリアニメを出していて、それを見た人たちは見終わったあと、拍手する!
これ1回限りの映画じゃなくて、おおよそ10分毎にループするんですが、でも拍手なんです!嬉し恥ずかし顔でウーナンくんも、トゥリマカスィって具合です。



良いか悪いかは別として、見る人も様々な人がここには集まると聞きました、それが一つこういった新しくできたLirのようなスペースが生き残っていく術のようです。

カフェにはたくさんお客さんが賑わってお茶を呑みます。勿論、その中にはアーティストやギャラリストもまざって気長に話しをします。


さて、そんな風に日曜らしい光景を過ごして昼を過ごした現実の国のアリスこと僕ですが、夜はiCanのディレクター、アンタリクサさんのお誘いである酒の席に参加しました。
そこは、アンタリクサさんがオーガナイズした写真のワークショップ、ミーティングの参加者達が集まっていました。ワークショップとはいえ、アジア各国タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアの各地方から選ばれた人たちがClonial period picture、つまり植民地時代の写真の扱いについて話し合うワークショップで、大変盛り上がっていました。
フォトグラファー、リサーチャー、理論系の人が集まって、それぞれの歴史的写真を検証してさらに、話し合うということをしていたようで、酒の席でもめちゃくちゃヒートアップしている!年齢も様々ですが、僕はわりかし年齢の近い人席に座って、そんな話しに混ざって、同世代の価値観をチェックしました。その中に出た言葉を今日のしめめくくりにします。
『I'm Fictional Truth.』




ではでは、地球のみなさん、おやすみなさい。



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